皆さん、あらためまして新年あけましておめでとうございます! 気付けば新年あけて早24日もたってしまいました。
ブログを見ていただいている皆さんへのご挨拶が大変遅くなってしまいすみません。
思い起こせば、この減災ブログを始めて今年で7年目に突入します。 今までブログを見ていただいた方々本当にありがとうございました。
今年は、もっとたくさんブログをアップできるようにしたいと思いますので、何卒今後とも宜しくお願い致します。
さて、昨年も多くの減災工事をさせていただきました。最後にご紹介したのが昨年の8月末なので、その後の減災工事写真を紹介致します!
(岡崎市K様邸)
石垣のすぐ上にご自宅が建っており万一地震や大雨で石垣が崩れたら自宅にも住めなくなってしまい、崩れた石垣が道路を塞いでしまい道路を通行する近隣の方にも迷惑をかけてしまうと言うご心配から工事をさせていただきました。
見た目以上に石垣の内部の空洞が大きかったですが、その分接着剤もたっぷりと注入してしっかり補強が出来ました。
続いてはブロック塀の補強工事を紹介します。(豊田市F様邸)
補強の方法は既存のブロック塀の裏側に抱き合わせる形でコンクリート塀を作る補法です。(ちなみにこの工法は行政が推奨している補強工法です) まずは、補強したいブロック塀の裏側の土を掘削して補強スペースと作業スペースを作ります。
次に、底盤を作るために、砕石を敷いて専用の機械で締固めをします。
ブロックに穴を開け、アンカーと言う特殊な加工がされた鉄筋を打ち込んで固定させます。
打ち込んだアンカーを基に鉄筋を組んで重要な骨組みが出来上がりました。
骨組みが出来上がったら、ベースコンクリート打ちと言って、床面のコンクリートを打設します。
ベースコンクリートが固まった後、今度は型枠を組んでコンクリートを流し込みます。
3日間養生をしてコンクリートが固まったら型枠を取り外して、工事は完了です! コンクリートの塀がブロックの裏側から、劣化したブロック塀をしっかりと支えています!
このブロック塀の下が高さ3mの石垣になっているため、次は石垣の補強工事に取り掛かりました。
目地モルタル撤去後の高圧洗浄
接着剤の接着力を高めるための薬剤の散布
接着剤の注入
補強の完成。
石垣とブロック塀もしっかりと補強され、F様もそしてお隣さんも喜んでいただけました!