2023年01月29日 17:17  カテゴリ:減災工事

岡ちゃんの減災工事日記 土砂崩れ補修編

皆さんこんにちは。大変ご無沙汰しています。岡建の岡ちゃんです。 昨年末以来バタバタしている最中に年が明け、気が付けば令和5年1月も終わろうとしています。 大変遅ればせながら あけましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い致します。 今年も減災工事、外構工事で皆さんの
お役にたてれるよう精進致します。<(_ _)>

さて、令和5年初の投稿は、令和4年12月から令和5年1月にかけて、岡崎市のO町で施工した土砂崩れの復旧工事について報告します!
昨年の11月頃、知り合いの方から電話があり、雨で土手が崩れてしまい、道路を塞いでしまったのですが、復旧工事をお願いできませんか?
と言う物でした。 それは大変だと思い現地に向かいました。

全長約20メートルの土手の中央辺りから幅約10メートルくらいの大きさで土手が崩れて下にある農道とその下の水路を塞いでいる状態でした。
幸い巻き込まれた人はいないようなので一安心ですが、このままでは、崩れた所から更に2次的な土砂崩れが発生しそうなので何とか早く復旧しな
ければならない状況でした。

取りあえず、道路と水路を塞いでいる土を重機でかき出し、ダンプカーに積んで搬出しました。 崩れた土を元の土手に戻す事も工法としては考えましたが、いったん崩れた土を戻しても、次に大雨が降った時に再び崩れてしまう可能性があると思ったので、崩れた土は全て搬出し、崩れた面全体をコンクリートで覆う事にしました。


崩れた土砂を撤去して斜面を重機で整地しているところです。

斜面の整地が終わったら、全体にワイヤーメッシュと言う鉄筋を張り巡らせて地盤を補強して、その上からコンクリートを打ちました。


生コンって普通はもっとドロドロで軟らかい物を使用するのですが、今回のような斜面を施工する場合はやわらかい生コンだと流れ落ちてしまうので、硬めの生コンを使用する事にしました。 硬い生コンは斜面でも留まりましが、均すのが本当に大変で苦労しましたが何とか無事に施工する事が出来ました。 

今回の土砂崩れで、側溝等も全て埋まってしまったので側溝の掃除も大事な復旧作業の1つです。

工事完了の写真です。 今回の工事は急斜面での施工のためいろいろな苦労もありましたが、その分良い勉強になり多くの収穫がありました。
減災工事って大変だけど、「ありがとうございました。これで安心できます!」って言われると本当に嬉しいです!



  


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