2021年06月30日 19:57  カテゴリ:減災工事

【しっかり安定・どっしり頑丈】な岡ちゃんの石垣補強工事

こんにちは。「しっかり安定・どっしり頑丈」な工事をやっています。岡建の岡ちゃんです!
今年は梅雨入りが異様に早かったので、仕事柄雨の多い時期は心配な事がいろいろとあるのですが、長年土木工事や建設工事に携わって来た当社の取り組みの1つに、減災工事で地域貢献して行く事があります。当社がやらせてもらっている減災工事とは、住宅の耐震工事、特に当社の得意は住宅の基礎を耐震補強する事です。この作業は岡崎市指定の工法で市の補助金も受けられる工法です。具体的には既存の基礎に新しい基礎を抱き合わせて補強する工法で今までの倍の厚みの基礎になります。 この工事はお取引のある工務店さんからの依頼でやらせていただいています。
もう1つ当社の取り組む減災工事は、石垣を補強する工事です。 石垣(石積み擁壁とも言います)とは昔ながらの伝統工法で、石垣職人と呼ばれる職人さん(今では少なくなりました)が、独自の経験で「石の形」を見て上手に石をくみ上げて作る土留めの事ですが、自分の住む岡崎は昔から「石の街」と呼ばれるだけあって市内の各所に立派な石垣が沢山ある街ですね!

石垣って作る職人さんによって石の配置や向きも変えられていて、現在のコンクリートで作る擁壁と違って同じ石垣は世界中に1つもありません。
そんなとっても味のある玄人好みの石垣ですが、長年の劣化で石自体は丈夫でも石と石をくっつける目地と呼ばれるモルタルの部分が剥がれ落ち
それが亀裂となり石垣全体の強度が下がってしまうと言う欠点があります。



今回、「自宅の石垣の亀裂が大きくて崩れないかとても心配なんです。」と言うご相談を頂き、早速調査をさせていただくと、石垣の上にも亀裂がありその亀裂から雨水が石垣内部に入って、亀裂部分から内部の砂と共に外部に流れ出ている様子がうかがえました。お客様に、現状の報告をさせていただき、石垣補強工法で補強をさせていただく事になりました。


既存の石垣の目地モルタルを全て除去した後、石垣の奥に出来た空洞からしっかりと専用の接着剤を注入してしっかり補強し、石垣本来の強度を復活する事が出来ました。 お客さん曰く「これからは雨降りでも安心して寝られる」と喜んでいただきました。

これからも、減災工事や外構工事を通して少しでも地域貢献できるよう頑張っていきます!
  


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